COLUMNコラム
納骨堂でのろうそく使用のマナーとポイント
2024/08/06

納骨堂を訪れる際には、ろうそくの使用が一般的です。しかし、その使い方やマナーには様々なポイントがあります。納骨堂は多くの人々が故人を偲び、供養する神聖な場所です。ろうそくの使い方を正しく理解し、他の参拝者や施設に迷惑をかけないようにすることが重要です。

 

納骨堂でのろうそくの正しい使い方や、供え物の選び方、注意すべきマナーについて詳しく解説します。これにより、心を込めたお参りができるようになります。納骨堂でのろうそく使用には、火災防止の為の注意事項や、他の参拝者への配慮が必要です。また、供え物の選び方や、持参すべきものについても知識を深めておくことが大切です。納骨堂でのろうそく使用の基本からマナーまで、具体的なポイントを押さえて、安心してお参りができるようサポートします。

浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺では柔軟な法事・法要・納骨堂・永代供養のご提案が可能です

浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺は、法事や法要を行えるお寺です。納骨堂や永代供養のサービスを提供しており、故人様の供養や家族の平穏をお守りしています。信仰に基づいた心温まる法要を大切にし、ご遺族の心のケアも重視しております。様々なご要望に応じた葬儀・法要をご提案いたします。心安らぐ時間をご提供できるよう努めておりますので、ご要望の方は遠慮なく当山までお問い合わせください。

浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺
浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺
住所 〒545-0002大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南2丁目14−8
電話 050-3542-9755

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はじめに

納骨堂でのろうそく使用の基本

納骨堂でのろうそくの使用には、正しいマナーと方法があります。納骨堂は故人を祀る場所であり、静寂と敬意を持って行動することが求められます。ろうそくの使用方法にはいくつかのポイントがあります。

 

まず、納骨堂内でのろうそくの点火は、火災防止の為に慎重に行う必要があります。ろうそくを灯す際には、事前に納骨堂の管理者に確認し、適切な場所で使用することが大切です。また、ろうそくを消す際には、水を使用するのではなく、専用の消火具を使うことが推奨されています。

 

次に、納骨堂でのマナーとして、静かに行動し、他の参拝者の迷惑にならないように配慮することが重要です。ろうそくを灯すタイミングや場所も、他の参拝者と調整することが望ましいです。特に多くの参拝者がいる場合、混雑を避ける為に時間帯を考慮することも必要です。

 

供え物としてのろうそくは、故人への供養の一環として重要な役割を果たします。ろうそく以外にも、お花やお線香など、適切な供え物を選ぶことが大切です。これらの供え物は、故人の好みや宗教的な背景を考慮して選ぶことを推奨します。

 

納骨堂でのろうそく使用に関する注意点として、火の取り扱いに十分注意し、火災のリスクを避ける為の対策を講じることが必要です。納骨堂でのろうそく使用の基本を理解し、正しいマナーを守ることで、故人への敬意を示し、心を込めた供養ができます。

 

納骨堂とは

納骨堂でのろうそく使用の基本について説明します。納骨堂とは、故人の遺骨を納める為の施設であり、家族や親族が故人を偲ぶ場所です。納骨堂内でのろうそく使用は、特に注意が必要です。

 

まず、ろうそくの点火方法についてですが、納骨堂の管理者に事前に確認することが重要です。施設によってはろうそくの使用が制限されている場合があります。許可が得られた場合、専用の場所で慎重に点火することが求められます。火災防止の為に、ろうそくは他の物に触れないように設置し、燃えやすい物の近くでは使用しないようにします。

 

次に、ろうそくの役割についてですが、これは故人の霊を慰め、供養の象徴とされています。ろうそくの炎は、故人の魂を導く光とされ、その明かりは静かで穏やかな空間を作り出します。ろうそくを使用することで、故人との繋がりを感じることができ、心を込めた供養が可能となります。

 

また、ろうそくを消す際には、専用の消火具を使用することが推奨されています。風で吹き消す方法は避け、火を確実に消すことで安全を確保します。納骨堂内での火の取り扱いには十分な注意が必要です。

 

納骨堂の歴史と種類

納骨堂の歴史と種類について解説します。納骨堂は古くから存在する供養施設で、時代や地域によってその形態や役割が異なります。

 

現代の納骨堂にはいくつかの種類があります。まず、伝統的な寺院型納骨堂があります。これは寺院の境内に設けられた納骨堂で、多くの人々が参拝に訪れます。

 

次に、屋内型納骨堂があります。これはビルや専用の建物内に設置された納骨堂で、都市部に多く見られます。屋内型納骨堂は、天候に左右されず、いつでも参拝できる利便性があります。

 

また、個別納骨型や合祀納骨型など、遺骨の安置方法によっても種類が分かれます。個別納骨型は、故人一人一人の遺骨を専用のスペースに安置する方法です。一方、合祀納骨型は、複数の遺骨を一つのスペースに一緒に安置する方法です。

 

さらに、近年ではデジタル納骨堂という新しい形態も登場しています。これは、インターネットを通じて仮想空間に故人の遺骨を安置し、オンラインで参拝できるサービスです。デジタル納骨堂は、遠方に住む親族や忙しい人々にとって便利な供養方法として注目されています。

 

ろうそくの役割と意義

ろうそくは、古代から様々な宗教や文化において重要な役割を果たしています。ろうそくの炎は、光と暖かさを象徴し、暗闇を照らす力として尊ばれています。宗教的な儀式や祭りでは、ろうそくが神聖な存在とのつながりを示す道具として使われることが多いです。

 

仏教において、ろうそくは仏前に供えられ、その光は智慧の象徴とされます。ろうそくの灯火は、迷いや苦しみを取り除く力を持つと信じられています。仏教の儀式や供養では、ろうそくの光が故人の魂を導き、安らかにする役割を果たします。

 

キリスト教でも、ろうそくは重要な意味を持ちます。教会の礼拝や祈りの際に灯されるろうそくの光は、キリストの存在や神の光を象徴します。ろうそくの炎が揺れる様子は、神の恵みや導きを表現しており、祈りの場に神聖な雰囲気を与えます。

 

ろうそくはまた、記念や追悼の場でも使用されます。ろうそくの灯火は、故人への思いを込めたものであり、その光が消えることなく永遠に続くことを願う意味が込められています。ろうそくを灯すことで、故人とのつながりを感じ、心を通わせることができます。

 

さらに、ろうそくは癒しや瞑想のツールとしても利用されています。炎の揺らぎを見つめることで、心が落ち着き、リラックス効果が得られるとされています。ろうそくの香りとともに、精神的な安定や集中力を高める効果も期待できます。

 

ろうそくの正しい使い方

点火のタイミング

ろうそくを使用する際の正しい使い方と点火のタイミングについて説明します。ろうそくの使用には注意が必要で、正しい方法で行うことで安全かつ敬意を持って供養を行えます。

 

まず、点火のタイミングについてですが、一般的には参拝の最初にろうそくを灯します。これは、ろうそくの光が供養の始まりを象徴し、故人の魂を導くためです。参拝者は静かな心でろうそくを灯し、その炎が持つ意味を感じることが大切です。

 

次に、ろうそくの点火方法についてです。専用のマッチやライターを使用し、風や他の参拝者に配慮しながら慎重に行います。火を灯す際には、火災のリスクを避ける為に周囲の環境に注意を払い、燃えやすい物から距離を置くことが重要です。また、ろうそくを灯した後は、炎が安定するまで見守ることが求められます。

 

ろうそくの消し方にも注意が必要です。消火の際には、専用の消火具を使用することが推奨されます。風で吹き消す方法は避け、炎が完全に消えるまでしっかりと確認します。これにより、火災のリスクを最小限に抑えることができます。

 

ろうそくの使用においては、他の参拝者への配慮も不可欠です。参拝の順番やタイミングを守り、他の人々が心静かに参拝できるように心掛けることが大切です。特に多くの人が集まる場所では、混雑を避ける為に時間帯を考慮し、スムーズな参拝を目指します。

 

ろうそくの選び方にも、配慮が必要です。使用するろうそくは、品質の良いものを選び、長時間燃焼するものが適しています。これにより、供養の時間をゆっくりと過ごすことができ、故人への思いを込めることができます。

 

使用後の処理方法

ろうそくの使用後の処理方法について説明します。ろうそくを使用した後の処理は、安全性と環境保護の観点から非常に重要です。まず、ろうそくを消す際には、専用の消火具を使用します。これにより、炎を確実に消すことができ、火災のリスクを回避できます。息を吹きかけて消す方法は、蝋が飛び散る危険性があるため避けるべきです。

 

消火後のろうそくの残り部分は、適切に処分する必要があります。残った蝋は冷えて固まるまで放置し、その後、安全な方法で取り除きます。多くの納骨堂や寺院では、使用済みのろうそく専用の回収箱が設置されています。この回収箱に入れることで、再利用や適切な処理が行われます。

 

ろうそく立てや皿に残った蝋は、柔らかい布やペーパータオルで拭き取ります。頑固な汚れが残った場合は、温かいお湯で洗い流すと蝋が溶けやすくなります。洗浄後は、しっかりと乾かしてから次回の使用に備えます。

 

環境保護の観点から、ろうそくの素材にも注意が必要です。天然素材のろうそくは、環境に優しく、燃焼後の残留物が少ないため推奨されています。パラフィンなどの合成素材は、環境への影響を考慮し、適切な処分方法を確認してから使用することが望ましいです。

 

ろうそくの芯も重要なポイントです。使用後の芯は焦げやすく、燃え残りが火災の原因となることがあります。芯を短く切り揃え、次回使用時に安全に点火できる状態にしておくことが大切です。

 

ろうそくの使用後の処理を適切に行うことで、安全に供養を続けることができます。これにより、故人への敬意を示し、心を込めた供養が可能となります。納骨堂でのろうそく使用は、単なる儀式以上の意味を持つ大切な行為であり、その後の処理までを含めて丁寧に行うことが求められます。

 

納骨堂でのマナー

静かに行動する

納骨堂は故人を敬い、静かに参拝する場所です。静かに行動することは、他の参拝者や故人に対する礼儀として非常に重要です。まず、納骨堂内では話し声を控えめにし、静かに歩くことが求められます。特に、多くの人が集まる場では、静粛を保つことが周囲の人々への配慮となります。

 

次に、携帯電話やスマートフォンの使用にも注意が必要です。納骨堂内では、これらの機器をサイレントモードに設定し、通話や大声での会話を避けることがマナーです。また、納骨堂での写真撮影も控えるべきです。写真を撮る場合は、管理者に許可を取り、他の参拝者の迷惑にならないようにします。

 

参拝の際には、供え物やお花を静かに取り扱い、物音を立てないように心掛けます。供え物を置く場所や方法についても、事前に納骨堂の規則を確認し、適切に行動します。

さらに、納骨堂内での飲食は避けるべきです。特に、強い香りや音を発する食べ物や飲み物は、他の参拝者の迷惑となる可能性があります。必要な場合は、指定された場所で行うようにします。

 

小さなお子様と一緒に参拝する際も、静かに行動するように指導することが大切です。子どもたちには、納骨堂の神聖さを理解させ、静かに過ごすことの大切さを教えることが求められます。

 

他の参拝者への配慮

納骨堂での参拝時には、他の参拝者への配慮が重要です。まず、納骨堂内では静かに行動することが求められます。大声で話したり、騒音を立てたりすることは避け、他の参拝者が静かに祈りを捧げられる環境を保つよう心掛けます。また、携帯電話の電源は切るかサイレントモードに設定し、通話は控えるようにします。

 

供え物やお花の配置にも注意が必要です。他の参拝者が供えた物を動かしたり、スペースを占有し過ぎたりしないよう配慮します。供え物を置く際は、適切な場所に静かに置き、他の供え物と調和するようにします。ろうそくやお線香を使用する場合も、火の取り扱いに十分注意し、周囲の安全を確保します。

 

参拝時には、特に混雑する時間帯を避けることが望ましいです。多くの人が集まる場所では、順番を守り、スムーズに参拝できるよう心掛けます。待ち時間が発生する場合でも、周囲の人々に配慮し、静かに待機します。

 

小さなお子様と一緒に参拝する場合も、他の参拝者に迷惑をかけないよう指導します。子どもたちに納骨堂の神聖さを教え、静かに行動することの大切さを理解させることが重要です。

 

さらに、納骨堂内での写真撮影やビデオ撮影は控えるべきです。撮影を希望する場合は、事前に管理者に許可を取り、他の参拝者のプライバシーを尊重します。また、撮影が許可された場合でも、フラッシュや音を立てないように注意します。

 

供え物の選び方

適切な供え物とは

供え物を選ぶ際には、故人への敬意を示し、適切な物を選ぶことが大切です。まず、伝統的な供え物としては、花や果物があります。花は清潔で美しいものが好まれ、故人の好きだった花を選ぶことを推奨します。花の種類や色には特定の意味があるため、これらを考慮して選ぶことが重要です。果物は新鮮で季節のものを選ぶのが一般的で、見た目が良く、香りの良いものが適しています。

 

次に、故人が生前好んでいた食べ物や飲み物も良い選択です。ただし、納骨堂の規則に従い、アルコール類や腐りやすい食品は避けるべきです。飲み物としては、お茶やジュースなど、常温で保存できるものが推奨されます。

 

また、ろうそくやお線香もよく供えられます。ろうそくの炎は、故人の魂を導く光とされ、お線香の香りは心を落ち着かせる効果があります。これらは供養の一環として、故人への思いを込めて選びます。

 

さらに、現代ではデジタル供え物という新しい形態もあります。これは、オンライン上で供養のためのアイテムを供える方法で、遠方に住む家族や忙しい人々にとって便利です。この方法を選ぶ場合も、故人への敬意を忘れずに行うことが大切です。

 

ろうそく以外のお供え物

ろうそく以外にも、供え物として適したものはいくつかあります。まず、花が一般的で、特に仏花と呼ばれる花がよく使われます。これには、菊やカーネーションなどが含まれます。花を供えることで、故人の霊前を美しく飾り、清らかな気持ちを表すことができます。

 

また、果物もよく供えられるアイテムです。新鮮で見た目が良いものを選びます。故人が好きだった果物を選ぶと、より心のこもった供養となります。

 

食品も供え物として適していますが、長持ちするものが望ましいです。お菓子や米、缶詰などが一般的です。特に、故人が生前好きだった食品を供えると、思い出が蘇り、心温まる供養となります。

 

お線香も重要な供え物です。お線香の香りは、心を落ち着かせ、祈りの場を清める効果があります。香りの良いお線香を選ぶことで、故人への敬意を表すことができます。

 

個別に包装された飲み物も供え物として適しています。例えば、お茶やジュースが良い選択です。アルコール類は避けるべきですが、故人が好んでいた飲み物を供えることで、より一層心のこもった供養ができます。

 

さらに、供え物として手紙やメッセージカードも考えられます。故人への感謝の気持ちや思い出を書き綴ることで、心の交流を深めることができます。これらの手紙は、故人への愛情を示し、心のこもった供養となります。

 

事前準備と持参物

持参すべきろうそくの種類

納骨堂で使用するろうそくの選び方について説明します。納骨堂でのろうそくは、故人を偲び敬意を表すために重要な役割を果たします。適切なろうそくを選ぶことは、その供養の質を高める為にも重要です。

 

まず、持参するろうそくの種類についてです。一般的には無香料の白いろうそくが多く使用されます。これは、シンプルで清らかな印象を与え、どの宗教や宗派にも適しています。香りが強いろうそくは他の参拝者に不快感を与える可能性があるため、避けるのが無難です。

 

また、ろうそくの長さや太さも考慮する必要があります。納骨堂によっては特定のサイズのろうそくしか使用できない場合があるため、事前に確認することが大切です。一般的には、長時間燃焼する中くらいのサイズのろうそくが適しています。これにより、参拝中に消えてしまう心配が少なくなります。

 

さらに、ろうそくの材質にも注意が必要です。天然素材のろうそくは、環境に優しく、燃焼時に有害物質が発生しにくいため推奨されます。特に蜜蝋や大豆ワックスを使用したろうそくは、クリーンな燃焼が期待できます。

 

ろうそくの持参には、専用のケースやホルダーを使用することが望ましいです。これにより、運搬中の破損や汚れを防ぐことができます。また、ろうそく立てや皿も持参し、納骨堂内で安全に使用できるよう準備することが大切です。

 

事前に準備しておくことで、納骨堂での参拝がスムーズに行えるようになります。適切なろうそくを選び、故人への敬意を示す為の準備を怠らないよう心掛けます。納骨堂での供養は、故人への愛情と敬意を表現する大切な行為であり、そのための準備もまた重要な一環です。

 

その他必要な持ち物

納骨堂に参拝する際には、ろうそく以外にもいくつかの必要な持ち物があります。まず、マッチやライターが必要です。これにより、ろうそくを確実に点火できるようになります。

 

次に、お線香も忘れずに持参することが重要です。お線香の香りは供養の場を清め、心を落ち着かせる効果があります。お線香立ても一緒に持って行くことで、スムーズに供養が行えます。

 

また、供え物としてお花を持参することも一般的です。新鮮で美しい花を選び、故人の霊前に供えることで、尊敬と感謝の気持ちを表します。お花を生ける為の花瓶も持参すると便利です。

 

さらに、故人が好きだった食べ物や飲み物を供えることも考えられます。これらは包装された状態で持参し、供養後に持ち帰るか、納骨堂の指示に従って処理します。腐りやすい食品は避け、長持ちするものを選ぶことが望ましいです。

 

手拭いやタオルも持参すると役立ちます。ろうそくやお線香の灰を拭き取ったり、手を清潔に保つ為に使用します。特に夏場や湿度の高い季節には、汗を拭く為のタオルが必要です。


小さな掃除用具も便利です。参拝前に霊前を清め、供養の場を整える為に使用します。ほうきやちり取り、布巾などを持参することで、清潔な環境で供養が行えます。

 

火災防止のための注意事項

火災防止のために、ろうそくの取り扱いには細心の注意が必要です。納骨堂内での火の取り扱いは、他の参拝者や施設の安全を守る為に非常に重要です。まず、ろうそくを点火する際には、風が強い場所や可燃性の高い物の近くで使用しないようにします。ろうそく立ては安定した場所に置き、倒れないように設置します。また、ろうそくを灯している間は目を離さず、常に監視することが重要です。

 

火を消す際には、息を吹きかけるのではなく、専用の消火具を使用します。これにより、火花が飛び散るのを防ぎ、安全に火を消すことができます。消火後は、完全に火が消えていることを確認し、まだ熱を持っている場合は冷めるまで放置します。

 

お線香の取り扱いも同様に注意が必要です。お線香立てにしっかりと固定し、燃え残りが他の物に触れないように注意します。火災のリスクを最小限に抑える為に、使用後の灰や燃え残りは安全な方法で処理します。

 

使用禁止の物品

納骨堂での参拝には、使用が禁止されている物品があります。まず、アルコール類の持ち込みは避けるべきです。アルコールは多くの宗教施設で禁じられており、他の参拝者に迷惑をかける可能性があります。また、強い香りのある物品や香水も避けるべきです。これらは他の参拝者の感覚を刺激し、不快感を与えることがあるためです。

 

さらに、火災の危険性があるため、ろうそくやお線香以外の火を使用する物品は持ち込まないことが重要です。これには、バーベキューグリルやキャンドルホルダーなども含まれます。火を扱う際には、納骨堂の指示に従い、安全に配慮することが求められます。

 

大音量を発する機器や電子機器も使用を控えるべきです。納骨堂は静かな場所であり、他の参拝者が心静かに故人を偲ぶ為の環境を保つ必要があります。音楽プレイヤーや携帯電話は、サイレントモードに設定し、必要な場合以外は使用を避けます。

 

ペットの持ち込みも禁止されている場合があります。特に、納骨堂内では動物が他の参拝者や故人の霊前に対して不適切な行動を取る可能性があるためです。ペットを連れて行く際は、事前に納骨堂の規則を確認し、許可が必要な場合は適切な手続きを行います。

 

納骨堂での参拝は故人への敬意を示す場であり、規則を守ることが大切です。禁止されている物品を持ち込まないことで、他の参拝者と共に心静かに供養を行うことができます。

 

納骨堂訪問のポイント

訪問時の服装と持ち物

納骨堂を訪問する際の服装と持ち物について説明します。まず、服装に関しては、派手なものやカジュアルすぎるものは避け、落ち着いた色合いの服装が適しています。黒やグレー、紺などのシンプルな色を選び、柄物や目立つアクセサリーは控えることが望ましいです。女性の場合は、スカートの丈に注意し、あまり短いものは避けます。男性の場合は、スーツやジャケットを着用することで、正式な場にふさわしい服装となります。

 

次に、持ち物についてです。まず、供養のために必要なろうそくやお線香を持参します。これらは故人を偲ぶ為の大切な道具ですので、忘れずに準備します。また、供え物として新鮮な花や果物も用意します。これらは、故人への敬意を示す為に重要なアイテムです。

 

さらに、ライターやマッチも持参することが大切です。ろうそくやお線香に火を点ける為に必要な道具であり、風防付きのものを選ぶと安全です。手拭いやタオルも持参し、供養の後に手を清潔に保つ為に使用します。

 

納骨堂内での参拝には、静かに行動することが求められます。携帯電話はサイレントモードに設定し、必要な場合以外は使用を控えます。参拝中に他の参拝者に迷惑をかけないように心掛け、故人への敬意を持って行動します。

 

また、事前に納骨堂の規則を確認し、持ち込み禁止の物品がないかを確認することも重要です。これにより、トラブルを避け、スムーズな参拝が可能となります。

 

納骨堂での参拝は故人への感謝と敬意を示す大切な行為です。適切な服装と持ち物を準備し、心を込めて供養を行うことで、故人との繋がりを深めることができます。

 

お参りの流れ

納骨堂でのお参りの流れについて説明します。まず、納骨堂に到着したら、手を清める為に手水舎で手を洗います。これにより、心身ともに清浄な状態でお参りに臨むことができます。次に、故人の霊前に進み、静かに一礼します。この一礼は、故人に対する尊敬の気持ちを表します。

 

次に、ろうそくを灯し、お線香を立てます。ろうそくの火をお線香に移すことで、供養の場を清めるとともに、故人の魂を導く役割を果たします。お線香を立てた後は、手を合わせて祈りを捧げます。この時、故人への感謝の気持ちや思い出を心に浮かべながら、静かに祈ります。

 

お供え物として、花や果物を供えます。供え物は故人が好きだったものを選び、故人への敬意と感謝の気持ちを込めて供えます。供え物を置く際には、周囲の他の供え物に配慮し、整然と並べます。

 

祈りを捧げた後は、再度静かに一礼し、納骨堂を後にします。お参りの最後には、感謝の気持ちを込めて一礼することで、故人とのつながりを感じながらお参りを終えることができます。

 

まとめ

納骨堂でのろうそく使用にはいくつかの重要なポイントがあります。まず、ろうそくの選び方ですが、無香料の白いろうそくが一般的です。これは、どの宗教や宗派にも適しており、他の参拝者に対しても配慮が行き届いた選択です。ろうそくのサイズや材質も重要で、長時間燃焼するものや天然素材のものを選ぶことを推奨します。

 

次に、火の取り扱いには十分な注意が必要です。ろうそくを灯す際には、風が強い場所や可燃性の高い物の近くで使用しないようにし、専用の消火具を使用して安全に消火します。消火後は、完全に火が消えていることを確認し、まだ熱を持っている場合は冷めるまで放置します。

 

また、ろうそくを使用する際には、他の参拝者への配慮も大切です。話し声を控え、静かに行動することで、皆が心静かに故人を偲ぶことができます。納骨堂内での写真撮影やビデオ撮影も控え、必要な場合は事前に管理者に許可を取ることが望ましいです。

 

さらに、ろうそくの持ち運びには専用のケースやホルダーを使用し、運搬中の破損や汚れを防ぐようにします。これにより、納骨堂内での参拝がスムーズに行えます。

 

納骨堂での参拝は、故人への感謝と敬意を示す大切な行為です。適切なろうそくを選び、火の取り扱いに注意し、他の参拝者に配慮しながら心を込めて供養を行うことが求められます。故人への敬意を忘れずに行動し、静寂と清浄さを保つことで、より深い供養の時間を過ごすことができます。

浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺では柔軟な法事・法要・納骨堂・永代供養のご提案が可能です

浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺は、法事や法要を行えるお寺です。納骨堂や永代供養のサービスを提供しており、故人様の供養や家族の平穏をお守りしています。信仰に基づいた心温まる法要を大切にし、ご遺族の心のケアも重視しております。様々なご要望に応じた葬儀・法要をご提案いたします。心安らぐ時間をご提供できるよう努めておりますので、ご要望の方は遠慮なく当山までお問い合わせください。

浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺
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住所 〒545-0002大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南2丁目14−8
電話 050-3542-9755

お問い合わせ

よくある質問

Q.出向は、出来ますでしょうか?
A.主に大阪府内の葬儀・法要に出向を行っておりますので、ご要望の方は当山までお気軽にお問い合わせください。

 

Q.納骨堂で遺骨を預かって頂きたいのですが可能でしょうか?
A.はい。お参りするのが難しいなどのお悩みがある方は遠慮なくご相談ください。故人様のご遺骨を責任を持ってお守りいたします。

 

寺院概要

寺院名・・・浄土真宗本願寺派龍慶山宣光寺

所在地・・・〒545-0002 大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南2丁目14−8

電話番号・・・050-3542-9755